「みらいハイドロパワー投資事業有限責任組合」の設立について
―適格機関投資家等特例業務開始に関するお知らせ ―
みらいエネルギー・パートナーズ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:田中 克佳、以下「未来エネルギー」)は、此の度、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構(代表 理事:末吉竹二郎、以下機構)、フィンテック グローバル株式会社(証券コード8789東証マザーズ)他1社より出資を頂き、「みらいハイドロパワー投資事業有限責任組合」(当初 出資約束額12億円、以下「みらいファンド」) を組成いたしましたことをお知らせいたします。今後、出資約束総額50億円を目処に募集をいたします。
記
設立趣旨
みらいファンドは、全国の民間事業者や地方自治体が所有する老朽化水力発電設備の改修事業と、地方自治体等が所有する多目的ダム・農業用水ダム・用水路を活用した新設水力 発電事業に分散投資を行う予定です。 我が国の電源ポートフォリオにおけるベース電源のうち、原子力、火力(石炭)は安全性や環境問題から現状の維持・拡大は困難な状況です。 新たなベース電源を確保するためには、温室効果ガスを排出しない、環境に優しい再生可能エネルギー源である中小水力発電設備の拡充が不可欠です。
水力発電設備は、運開から既に数十年を経て、設備更新時期を迎えているものが多く、みらいファンドは設備改修資金を提供するだけでなく、 設備改修のノウハウを提供することで、既設水力発電設備の長寿命化を目指し、CO2削減効果及び雇用維持、税収確保等の地域活性化効果を見込んでおります。 また、発電用途に使用されていない包蔵水力※を保有する地方自治体所有のダムが多数存在することから、 新規の水力発電事業の事業化により、地域分散電源の拡充、地域経済の活性化が期待できます。
※包蔵水力とは、国の発電水力調査により明らかになった水資源のうち、技術的・経済的に利用可能な水力エネルギー量
みらいファンドの概要
・名称: みらいハイドロパワー投資事業有限責任組合
・ファンド総額: 総額50億円を予定
・当初クロージング日: 平成27年3月31日
・出資者(平成27年3月31日現在)
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構
フィンテック グローバル株式会社、他1社
・無限責任組合員(GP): みらいエネルギー・パートナーズ株式会社
・運営期間: 設立より10年間
みらいエネルギー・パートナーズ株式会社の概要
・商号: みらいエネルギー・パートナーズ株式会社
・所在地: 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27階
・代表者: 代表取締役 田中 克佳
・資本金: 70百万円
・主な株主: 三菱商事株式会社、フィンテック グローバル株式会社
・事業内容:再生可能エネルギー事業に関する以下の業務
投資助言・出資・適格機関投資家等特例業務・コンサルティング業務